昭和の時代は広告といえばアドバルーンやラジオCMでした。平成ではテレビCMや雑誌に載せる広告や街中の看板。しかし平成も終わり令和の時代、広告といえばWEB広告というようになってきています。でも、そんなWEB広告動画には、どんなメリットがあるのでしょうか。
少なくとも数秒は見てもらえる
まず一番のメリットはこれでしょう。テレビCMは、スポンサーしたその番組を見ない限り目に入ることはありません。しかもテレビCMの場合は、CMに入った途端チャンネルを変えられてしまうことがあります。
しかし、WEB広告動画はそうではありません。SNSや動画サイトは日常的に確実に使うものなので、ただでさえテレビCMよりも多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。それでいて、少なくとも最初の数秒は飛ばせないことが多いですから、その数秒は見てもらえます。その数秒で人を引き付ける動画が出来ていれば、たくさんの人に最後まで見てもらえる可能性も高くなるでしょう。
結果、より多くの人に見てもらえるようになるのです。当然ながら見てもらえないと広告というのは意味がありません。だから見てもらえる可能性が少なくともテレビCMよりは高いというメリットがあるのは、大きなポイントです。
直接的な効果につながりやすい
WEB広告動画からであれば、たとえばワンクリック、ワンタップでその広告で宣伝している商品やサービスのページに飛ぶことができます。ではテレビCMの場合はどうでしょうか?テレビCMの場合は、そのCMを見て気になることがあった場合、まずパソコンを開くかスマホを持ってこないといけません。それからそのページを検索して、ようやくそのページにたどり着く。
そこにたどり着くまでにツーステップくらい手順が多いのです。それだけ手をかけることがあると、気になることがあっても面倒だから後にしようと思って、そのまま放置されることもあります。そのまま忘れられてしまうことも珍しくはないでしょう。
簡単にページにたどり着けて、そのまま購入や登録につながりやすいのは、まず間違いなくWEB広告動画の方なのです。
ターゲットを絞ることも可能<
WEB広告動画は、大体の場合で、どんな人に向けて流すかターゲットを絞ることができます。もちろんあえて絞らず、とにかく認知度を上げるためにたくさんの人に再生させるということも可能ですが、広告として直接的な効果をあげたいならば、ターゲット層に向けて再生するのが一番効果的でありコスパが良いです。
WEB広告動画というのは、最後まで再生された再生数に応じてコストが変わってくることが多いですから。全然興味がない人がそのWEB広告を最後まで見たとしても、テレビCMのように、別に見てはいないけどただ流していたということになりかねません。それでコストがかさむのはナンセンス。だから、ターゲットを絞るほうが良いのです。それが簡単に出来るというのはWEB広告ならではのメリットです。
もちろんテレビCMに効果がないわけではありません。でも最近のWEB広告動画市場の拡大から考えて、もはやWEB広告動画の時代であるといっても過言ではないでしょう。そうなるだけのメリットがあることはたしかです。
テキスト:ナインフィールド
ディレクター 北原 進也