映像制作自体は、今の時代だれでもできると言っていいくらいです。クオリティを気にしなければスマホ1台あれば作成できますから。では、そんな時代なのにどうしてプロに依頼をするのでしょうか?そこには3つのメリットがあります。
自分たちではわからない魅力の発見につながる
たとえば何かを紹介する映像を制作するといった場合、その紹介する製品や人、あるいはサービスは、まだあまり多くの人の目に触れていないでしょう。ということは、その魅力も、一つの角度からしか見ていない場合があります。
しかし、映像制作を外注で頼むとなった場合、当然依頼する先にはその製品などについての説明をしないといけません。そこでまず自分たちとしても、新しい魅力の発見につながることがあります。そして当然、その説明を受けた映像を制作する側も、その製品などについての新しい魅力を見つけることがあるでしょう。
結果、もともと作ろうとしていた映像よりもいろいろな魅力をアピールできるものを制作できる可能性が高くなるのです。
圧倒的なクオリティの差がある
映像制作を一般の方が行うと、どうしても素人感の強い映像になってしまいます。逆にそれが良いアピールになることもありますが、たとえば信頼性をアピールしたい場合や高級感を出したい場合には、そうした素人感は邪魔でしかありません。
しかし、プロが制作すれば、まず間違いなく素人感は出ません。高級感や信頼感など、その動画を使ってアピールしたい製品などのイメージにそぐわないような映像を制作することはありません。
こればかりは、経験と知識がものを言いますから、知識や経験のなさをセンスでカバーするというだけでは、カバーしきれません。
どんな用途の映像にせよ、クオリティは高いに越したことはありません。クオリティが高くないと、きちんと視聴してもらうことは難しいでしょう。見てもらえないものを作るのに時間や労力をかけるのはナンセンスです。プロに依頼しておけば、そうなるリスクは限りなく低くなります。
短期間で良いものができる
自分たちで作ろうとすると分かると思いますが、映像を制作するというのは意外と大変で、時間がかかったりします。クオリティが低いものでもいいから早く作ろうと思っても、それでも意外と時間がかかるのです。
その点プロであれば、「とにかく急いで」といえば、とにかく急いだ映像を制作することも可能です。特に急いでいない場合でも、基本的には制作に慣れているプロに依頼をした方が早かったりします。
どんな映像にせよ、早くできた方が早く世に出せる。そしてより早く世に出せた方が、より多くの人の目に留まる可能性は高いでしょう。
自分たちで制作する映像には内製の良さもありますし、そういう親しみやすさが人気になることもあります。だから必ずしもプロに頼むのが正解ではないときもあります。ただプロであればそういう演出も含めて相談していけるわけですから、一度相談だけでもしてみてください。
テキスト:ナインフィールド
ディレクター 村松 敬太