音響に映像を合わせる演出は、イベントを盛り上げるうえで欠かせない要素です。音楽イベントでは、音楽に合わせ派手な映像が流れています。しかし、迫力ある音響と映像は音楽イベントの類だけでなく、もっと身近な商品展示会や企業のパーティーなどの場面でも利用効果が高いのです。
迫力ある音響と映像
展示会や商品発表のパーティーなどは、大勢の人々が商談や名刺交換、歓談などをしてガヤガヤしています。ステージで何かを始めようとしても、なかなか注目してもらえません。そこで、迫力のある音響と音楽に合わせた先進的なグラフィックなどの映像をドーンと流すことで、会場の人々の注目を一瞬にして集めることができます。MCが何度も「皆様、ご注目下さい」と声高に繰り返すより、ずっとスマートなアテンションになります。
高揚感を刺激する
登場感のある音楽と映像の組み合わせは、これから社長が挨拶をする、新商品を発表する、新しい組織を発表するなど、紹介するものの登場感も高め、「うわぁ、凄いなぁ!」と見る人の高揚感を刺激します。「掴みが肝心」と言われる世の中、最初にお客様の気持ちをギュッと掴んで、強く印象づけることができます。そしてもちろん、映像の中で音楽に合わせて商品をカッコよく登場させることができます
イメージ戦略
これらの演出は、ワクワク感、新しさ、アート感などを創造し、会社や商品のイメージ戦略にもなります。「いやいや、うちの商品はお堅いですから」というような会社や商品こそ、このような戦略を取り入れることでお客様に斬新でポジティブな印象を与えることができると思われます。
私達は、映像を流す場(展示会やパーティーなど)の趣旨や集まるお客様のプロフィールも考慮に入れ、商材に適した音楽、映像、照明などの演出をし、お客様の心を掴む瞬間を創ることを目指しています。
テキスト:ナインフィールド
ディレクター 北原 進也